誠意と感謝の気持ちを忘れずに満足いただける「いい仕事」を残したい
芦屋納税協会 会長
株式会社笠谷工務店 取締役社長
笠谷 修造氏
昭和18年生まれ。昭和41年(株)笠谷工務店入社。 昭和61年より現職。芦屋自家用自動車協会会長、兵庫県自家用自動車協会連合会理事、 芦屋交通安全協会常任理事、芦屋防犯協会理事。平成16年大阪国税局長納税表彰。
株式会社笠谷工務店 | |
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設立 | 昭和26年5月 |
資本金 | 4,500万円 |
営業品目 | 建築全般の企画、設計監理・コンサルタント業務・施工、 不動産の売買・媒介、賃貸借に関する業務 |
拠点 | 本社(芦屋市) |
囲碁の奥深さを楽しむ
-会長の趣味はなんですか。
強いていえばゴルフと囲碁ですね。ゴルフは20代から始めました。友人と楽しんだり、クラブコンペでいろいろな方とご一緒させていただいたり、 ゴルフを通して交友の幅が広がったと思います。囲碁は子どもの頃から父に教えられながら、親しんできました。学生時代までは、よく父と一緒に対局したものです。 囲碁クラブに入会し、仲間と楽しんでいた時期もありました。棋譜を並べたりしながら一人で勉強するのも楽しいですが、やはりレベルの似通った相手と対局するのが面白いですね。
-囲碁を通して得られるものも多いのでしょうね。
仕事に生かされているかどうかは分かりませんが、囲碁をしていると、物事の全体像をよく見るという姿勢につながるのではないかと思います。何手か先を読んで考え、 相手の出方によって打つ手を変えていくわけですから、戦略性も必要です。囲碁は勝ち負けよりも、考えながら進めていく過程が面白いですね。 下手の横好きではありますが、やればやるほど奥深さを感じます。
「誠意と感謝」が大切
-会長のモットーを教えてください。
もっとも気をつけていることは、「誠意と感謝」です。何事にも誠意をもって接することと、仕事やそのほかのことについても「していただいている」という気持ちを大切にしたいと思っています。 当社が行う建築の仕事は、出来上がったものを売るのとは違い、何もないところから一つひとつ積み上げていかなくてはなりません。 その過程で、お客様に設計・施工をさせていただいているという気持ちが大切です。また、工事についても、我々が行うのは技術の指導と監理であって、 実際に現場で汗を流して工事をするのは職人さんたちです。ですから、協力会社の方たちに対しても感謝の気持ちが大切だと思っていますし、社員にもそれは徹底して伝えています。 感謝の気持ちを持つことで、お互いに気持ちよく仕事ができるものです。また、それがいい仕事をすることにつながると思っています。
-そういうお気持ちで経営を進め、多くの実績を残してこられたのですね。
おかげさまで、お客様と協力会社さんに支えられて創業100年を迎えることができました。お客様にとって、自由設計の家を建てることは、 長年持ち続けてきた夢を形として実現することですから、満足していただけるいい仕事をしていかなくてはと思っています。
-では最後に、納税協会の会長としての課題と抱負をお願いします。
やはり会員数を増やすことが、一番の課題です。納税協会のよいところは、異業種の方と交流できることでしょう。 そうした交流を生かして自分の会社を順調に伸ばしていこうと思っている熱意のある方に、ぜひ入っていただきたいですね。 現在、青年部会で、勉強会や交流会など活発に活動していただいています。その輪が広がっていけば、会員増強にもつながるのではと思っています。 私自身、若い頃から父の代わりにいろいろな部会などに参加させていただいてきました。 税金に関する勉強会だけでなく、さまざまな分野の方のお話を聞く機会もあり、得るものが大きかったという経験があります。 納税協会のこうしたプラスアルファの面も、PRしていきたいと思っています。 今後とも尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
-本日はありがとうございました。
(納税月報 2015年5月号より)
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